食品・飲料

無農薬の米おすすめ。通販で購入できる安全な産地、地域のものを厳選

東日本大震災以降、米や野菜の安全性について問われることが多くなりました。私たちがやはり気になるのは放射能汚染ですが、最近特に話題となっているのが農薬です。

今まで農薬や添加物などを気にしていなかったけれど、原発事故をきっかけに「食の安全」について考えるようになり、農薬などの有害物質を避けるようになったという人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では農薬の害をはじめ、安全なお米とはどのようなものなのか?ということや、西日本産を中心とした無農薬のお米を紹介させていただきます。

無農薬米・オーガニック米とは


最近、米に限らず「無農薬」「オーガニック」と書かれた食品をよく見かけるようになりました。

化学農薬が、人体や環境に悪影響を及ぼすものとして危険視されており、健康に気遣う人々が以前よりも増えてきたからではないかと思います。

先進国の中でも日本は特に農薬を多く使っている国ということで、海外で使用禁止の農薬が日本では使われ放題となっていることも問題視されています

そういったこともあり、農薬の害をできるだけ減らして安全性重視で栽培された米がオーガニック・無農薬米なのです。

オーガニック米とは

一定の農場で3年以上 農薬や土地改良剤などを使用せず、化学肥料も使用せずに昔ながらの堆肥で栽培された米のこと。
オーガニック=有機栽培。
ただし農水省が認めた使用可能な農薬あり

無農薬米とは

通常 使用される農薬に加え、有機栽培において農水省が認めた農薬も使用せずに栽培された米のこと。さらに化学肥料も使用されないものは「無農薬 無化学肥料」と表示されることが多い。

普通の米との違い

一般的に栽培される米は、化学農薬と化学肥料が使用されています。そのように栽培される方法を「慣行栽培(かんこうさいばい)」と呼びます。

農薬が使われる理由としては、少ない人数で手作業での除草や害虫駆除は限界があること、そして、日本は特に夏期の気温や湿度が高いため害虫や病気などが発生しやすいことから、農作物の収穫量が減ってしまったり品質が悪くなったりするのを防ぐため、農薬に頼らざるを得ない状況であることが多いからです。

コストや手がかかっても人体への影響や安全性を優先している無農薬・オーガニック米に比べて、慣行栽培の米は見た目もきれいで大量に収穫できることから企業や消費者にとっての経済面を重視して作られていると言えるでしょう。

無農薬米のメリット


無農薬米を選ぶメリットを考えた時に気になるのが、実際に農薬は、私たちの健康にどのような悪影響を及ぼすのか?ということです。

例えば2014年の農薬による不慮の中毒および曝露による死者は、明らかになっているだけで78人も報告されています。

死には至らずとも、めまいや目の充血・痛み、皮膚のかぶれ、のどの渇き、吐き気、嘔吐、だるさ、発熱などといった農薬中毒症状を訴える人も毎年多く報告されているようです。

この他にも以下のような影響が指摘されています。

農薬の悪影響
  1. 白血病などの発ガン率が高くなる。
  2. 妊娠中であれば流産のおそれ。
  3. 胎児または乳幼児期であればADHD(注意欠如多動性障害)と診断される可能性が出てくる。
  4. 免疫力の低下。
  5. 発達障害やうつ病など精神機能障害のおそれ など。
  6. 土の中の微生物バランスが悪くなり、栄養価の低い農作物が育つことがある。

健康になるために野菜をモリモリ食べているはずが、その野菜の農薬によってこれらのような健康被害を生じてしまう可能性があるとしたら、とても残念なことですよね。

農薬には強い神経毒性があるので、年齢が低ければ低いほど、脳や神経が未発達な子供は影響を受けやすいようです。小さなお子様がいらっしゃる人は特に注意するべきではないでしょうか。

そして化学農薬や化学肥料の使用は、土壌中の微生物にも悪影響をもたらし、水質汚染などの被害も報告されているとのことで、人体への話だけでは収まらないのが事実です。

無農薬・オーガニック米を選ぶということはこれらのリスクをできるだけなくし、人体にも環境にも安全性を考慮した食生活をするということになり、そこが最大のメリットではないかと思います。

無農薬米の選び方

無農薬・有機栽培・オーガニック・特別栽培・減農薬など、栽培方法に関する表示は様々なものがあります。安全性へのこだわりが強ければ強いほど価格も上がることが多く、そうなると家計にとって好都合とは思えません。

こだわりたい部分と家計のバランスがとれた商品を見つけておくことで、手間や精神的負担を減らすことができるのではないかと思います。

以下の方法で栽培された米を「特別栽培米」といいます。

  1. 無農薬栽培米:農薬を使用せずに栽培した米
  2. 無化学肥料栽培米:化学肥料を使用せず栽培した米
  3. 減農薬栽培米:ある地域での使用回数の5割以下で農薬を使用し栽培した米
  4. 減化学肥料米:化学肥料を減らした米

そして現在、放射能汚染も深刻な問題として考えられています。検査の結果、基準値以下であるものは流通させてよいということですが、その検査というもの自体に、もしくは基準値に対して疑問の声が上がっているのが現実です。

これらのことをふまえて、お米を購入する際は次のことに注意しながら選んでみてはいかがでしょうか。

  1. 有機無農薬栽培における国の厳しい基準を満たしている「有機JASマーク」がついているものを選ぶ。
  2. 農薬は玄米の外皮部分にほとんど溜まるため、玄米のまま食べる際は、できる限り農薬や化学肥料が使用されていないものを選ぶ。
  3. 白米や五分づき・七分づきで食べるのであれば、完全無農薬・無化学肥料にこだわらなくても特別栽培の中で信頼できるものを選ぶ。
  4. 国産米としか表示されていないものは、たとえ基準値以下であっても放射能汚染されている可能性があるため、産地のはっきりしたものを選ぶ。

    北海道か北陸、西日本推奨

無農薬米おすすめ

それではおすすめのオーガニック・無農薬米をご紹介いたします。お米を買いに行くのは、家族が多ければ多いほど重労働ですよね。

玄関先まで届けてもらえるほど楽なことはありません。通販で買えるものはどんどん利用してしまいましょう!

無農薬 広島県産ミルキークイーン

昔ながらの自然農法米。れんげ草の除草効果などを利用した人体にも環境にもやさしい栽培方法なので安心できると共に、味もかなりの高評価。無農薬なので玄米もおすすめ。

税込価格 7,299円
産地 広島県産
内容量 10kg
銘柄 ミルキークイーン

 

無農薬 岡山県産こしひかり

日本一厳しい検査を受けた「有機JAS」認定品。無農薬で、下限値0.5Bq/kgの厳しい放射能検査もクリアしているので、安心して玄米をたっぷり食べられる。送料無料。

税込価格 7,588円
産地 岡山県産
内容量 10kg
銘柄 こしひかり

 

無農薬・無化学肥料 福井県産「無農薬のお米」

完全無農薬にこだわる吉田さんがEM菌やバクテリアなどの微生物を利用し、除草も自らの手でおこなうなどしっかり管理しているので心から安心して食べられる。米食味鑑定国際コンクールにて特別優秀賞受賞。福井県認定品。

税込価格 1,940円〜
産地 福井県産
内容量 2kg〜
銘柄 コシヒカリ、いのちの壱など

 

自然栽培 熊本県産 旭一号

地元の九州でも「幻の米」と呼ばれており、農薬・化学肥料はもちろん、有機肥料さえも使わない自然栽培。ここまで自然の持つ本来の力を駆使しているお米は大変貴重で、生産者に感謝せずにはいられない。

税込価格 6,471円
産地 熊本県産
内容量 5kg
銘柄 旭一号

 

無農薬 石川県産 胚芽米

玄米のように栄養があり、白米のようにおいしい胚芽米。無農薬にしたいが玄米は食べづらいという人におすすめ。4.5kgなので気軽に試せるのが良い。

税込価格 2,900円
産地 石川産
内容量 5kg
銘柄 こしひかり

 

減農薬・特別栽培米おすすめ

白米、分搗き米派の人はこちらもご覧くださいね。

北海道産ホワイトライス

こちらのお米は、1kgあたり0.5Bq(マーカー)という日本一厳しい基準の放射能検査で有名な「ホワイトフード」さんの商品。日本中に放射能がばら撒かれたと言われている現在、このように安心して食べられるお米があるのはありがたい。農薬の使用が少ない北海道の中で更に減農薬栽培・残留農薬検査を徹底しているので安心!送料無料も嬉しい。

税込価格 4,380円
産地 北海道産
内容量 10kg
銘柄 ななつぼし

 

北海道産ホワイトライスCL

上で紹介しているホワイトライスの安全性を更に追求した、妊婦と子供の家庭 限定販売のお米。安全性と味の良さから楽天ランキング1位にも輝き、リピート率の高い商品。

税込価格 5,558円
産地 北海道産
内容量 10kg
銘柄 ななつぼし

 

福岡県産つやおとめ

減農薬・特別栽培の九州産!しかも購入しやすいお値段。送料無料なのがありがたい。完全無農薬ではないので玄米以外がおすすめ。

税込価格 4,380円
産地 福岡県産
内容量 10kg
銘柄 つやおとめ

 

島根県産つや姫

特別栽培認証取得、島根県の推奨制度「エコファーマー」の大切に育てた農産品。こちらも送料無料。こちらも完全無農薬ではないので玄米以外がおすすめ。

税込価格 4,899円
産地 島根県産
内容量 10kg
銘柄 つや姫

 

佐賀県産さがびより

減農薬・特別栽培の九州産。特Aランクの評価で高品質、なのにこのお値段は嬉しい。こちらも送料無料。完全無農薬ではないので白米や分搗き米がおすすめ。

税込価格 4,980円
産地 佐賀県産
内容量 10kg
銘柄 さがびより

 

福岡県産つやおとめ 5kg

10kgも不要だという人はこちら。減農薬 特別栽培。無洗米なので忙しいママにもぴったり。5kgでも送料無料なのが嬉しい。

税込価格 2,530円
産地 福岡県産
内容量 5kg
銘柄 つやおとめ

 

無農薬米の比較表

←スクロールします→

商品画像
商品名 無農薬 広島県産
ミルキークイーン
無農薬 岡山県産こしひかり 無農薬・無化学肥料
福井県産「無農薬のお米」
自然栽培 熊本県産 旭一号 無農薬 石川県産 胚芽米 北海道産ホワイトライス 北海道産ホワイトライスCL 福岡県産つやおとめ 島根県産つや姫 佐賀県産さがびより 福岡県産つやおとめ
価格 7,299円 7,588円 1,940円〜 6,471円 2,900円 4,380円 5,558円 4,380円 4,899円 4,980円 2,530円
産地 広島県産 岡山県産 福井県産 熊本県産 石川産 北海道産 北海道産 福岡県産 島根県産 佐賀県産 福岡県産
内容量 10kg 10kg 2kg〜 5kg 5kg 10kg 10kg 10kg 10kg 10kg 5kg
銘柄 コシヒカリ、いのちの壱など こしひかり コシヒカリ、いのちの壱など 旭一号 こしひかり ななつぼし ななつぼし つやおとめ つや姫 さがびより つやおとめ
商品リンク

無農薬米まとめ

毎日のように食べるものだからこそ、こだわりたいのがお米ですよね。

産地・農薬 共に安全性を追求するのは大変なことのように思えますが、わりと選択肢は多く、色々試してみるのも楽しいかもしれません。

ご家族皆様のお気に入りが見つかると嬉しいです。

無農薬のお米を販売しているオンラインショップ

無農薬、またはオーガニックのお米を販売しているオンラインショップは下記からご覧いただけます。

関連記事