調味料

無添加の醤油。評判やおすすめのオーガニックなど安全な醤油を紹介

醤油は日本の食文化に欠かせない調味料であり、各家庭に最低でも一種類は置いているのではないかと思います。毎日使っている人も多いことでしょう。

そんな「調味料の基本」とも言われている醤油ですが、本物の醤油と、そうでない醤油があることをご存知でしたか?

今回は醤油の真実と、おすすめの「本物の醤油」をご紹介いたします。

本物の醤油とは

醤油を作るために必要な原材料は「大豆・小麦・塩」の3つです。

これらの原材料を、100年・200年使い続けて多くの菌が棲みついている木桶を使い、1年以上、四季に委ねた自然の力でじっくりと発酵・熟成させていきます。

人の介入を最小限に抑えるこの方法を「天然醸造」といい、昔から行われてきた「本物の醤油」のつくり方なのです。

これに対し、スーパーで売られている大手メーカー品や安価な醤油は、安定的に大量販売するため生産効率を上げなければなりません。

大豆油を絞った後のしぼりカスである「脱脂加工大豆」や、アメリカ・カナダなどから輸入している「遺伝子組み換え大豆」などの安価な原材料で、プラスチック製のタンクを使用し、機械で温度や湿度を管理して醸造期間を短縮する方法がほとんどのようです。

安価な醤油は「本物」とは呼べず、このように機械化されている上に体に悪影響を与えるおそれが指摘されている添加物まで使用されていることもあります。

そのような醤油は「体に悪い」と指摘されることもしばしば。では、一体どのような危険性があるのでしょうか。

安価な醤油の危険性とは

ガンの危険性

安価な醤油はじっくりと熟成させていないので旨みや甘みが感じられず、腐敗も早いと言われています。

そのため「人工甘味料」「化学調味料」「着色料」「保存料」などの食品添加物を使い人工的に仕上げるのだそうです。

これらの食品添加物や、原材料となる「脱脂加工大豆」や「遺伝子組み換え大豆」には発がん性があることが指摘されています。

高血圧の危険性

原材料にこだわってつくられた「本物の醤油」は、自然塩を使用していることが多いです。

「自然塩」は塩分以外にもミネラルを豊富に含んでいるため、血圧を調整したり血糖値を安定させたりなど体に良い影響を与えてくれるのだそうです。

その一方で、安価な醤油に使われていることが多いのは人工的につくられた「精製塩」。

ほとんど栄養がなく、血中のナトリウム濃度を急に上げてしまうため塩分をとりすぎると高血圧になると言われるのはこの精製塩によるものだと言われています。

味覚障害の危険性

小さな頃から安価な醤油ばかり食べ続けると、人工的につくられた味に慣れてしまうことが心配されています。化学調味料は「味覚障害」を誘発させる原因であることが指摘されているのです。

本物の醤油には、天然のうま味・甘みがたっぷりなので本物の味覚が身につくと言われており、体にもやさしいので子供の食育にはぴったりです。

緑内障の危険性

ラットを使った実験では、「化学調味料をエサに混ぜて与えたところ、ラットの目に化学調味料の成分が蓄積して緑内障を引き起こした」という報告がありました。

「大量摂取しなければ問題なし」との考え方もあるようですが、日常的に化学調味料が含まれた加工食品を食べ続け、さらに毎日使う醤油にも化学調味料が含まれていたら…ということを考えると、決して「少ない摂取量」とは言えないのではないでしょうか。

無添加の醤油おすすめ商品

現在、木桶で天然醸造の醤油を作るメーカーはほんのわずかになってしまったそうです。

しかしそんな中でも、大量生産・利益にこだわらず、私たちに本物の醤油を届けたいという思いで一生懸命、伝統を守りぬいている職人さんがいらっしゃいます。

大切な家族の健康のため、そして日本の伝統を守るためにも、激安品に飛びつくことなく「本物」を選んでいきましょう。

国産有機醤油(濃口)

1,700円(税込み)

 

金沢大地の有機大豆・有機小麦と、兵庫県の蔵元「足立醸造」の出会い。代々受け継がれる吉野杉の木桶は120年以上使いこまれ、温度管理をせず自然のままの春夏秋冬に任せる「天然醸造」でつくられた醤油は、繊細かつ旨味が強い。安全性の高さに注目するだけでなく「本物のよい醤油」を味わってほしい。

内容量 900ml
原材料 有機大豆(石川県産)、有機小麦(石川県産)、食塩(瀬戸内内海水塩)

 

黒大豆しょうゆ(濃口) 720ml

1,426円(税込み)

 

こちらも足立醸造の天然醸造しょうゆ。黒豆の特産地・丹波篠山の高級黒豆を100%使用し贅沢につくられている。黒豆の抗酸化作用など健康効果も取り入れたい人におすすめ。

内容量 720ml
原材料 黒大豆(兵庫県篠山産)、小麦(兵庫県産)、塩(瀬戸内海水塩)

 

丸中醸造醤油 720ml

1,555円(税込み)

 

天候に左右されながら自然に発酵を任せ、100年使い続けた杉樽で、昔ながらの古式製法でつくられた無添加しょうゆ。じっくりと醸造することで味・香り・まろやかさが数倍にも増した、本物の醤油。

内容量 720ml
原材料 大豆・小麦(滋賀県近郊)、天日塩

 

吉野杉樽天然醸造醤油(500mL)

587円(税込み)

 

吉野杉の木樽で自然の温度でじっくり発酵・熟成させてつくられた醤油。大量生産・大量販売を追求せず、醗酵の力・自然素材が醸し出すうまみの力を引き出している。

内容量 500ml
原材料 大豆・小麦(九州産が中心)食塩

 

井上 古式じょうゆ(720mL)

859 円(税込み)

 

1867(慶応3)年創業、島根県奥出雲で天然醸造を続ける井上醤油店。生産効率を優先せずふた夏(約2年)をかけてじっくりと醸造。伝統のある醸造蔵に棲みついている多くの有用菌の力によって、豊潤で滋味溢れる醤油が生み出されている。ひとの介入は最小限に抑え、自然に委ねるところは徹底的に委ねた「天然醸造醤油」にこだわっている。

内容量 720mL
原材料 大豆・小麦(島根県産が中心)、食塩

 

ヤマヒサ 純正濃口しょうゆ(720mL)

752円(税込み)

 

香川県 小豆島で400年の伝統を受け継ぐ醸造蔵と杉樽でつくられた、職人の魂が込められた醤油。安全性と、重厚で味わい深い醤油づくりにこだわっている。

内容量 720ml
原材料 大豆(福岡)、小麦(香川・北海道)、食塩(オーストラリア)

 

豆しょう 再仕込醤油

516円〜(税込み)

 

3年以上の時間をかけて造られた再仕込醤油は、かけ醤油にぴったり。良い食材と合わせると素材の味が引き立つので、新鮮なお刺身などにおすすめ。旨味たっぷりでまろやかな味わい。

内容量 145ml〜
原材料 大豆(福岡)、小麦(香川・北海道)、食塩(オーストラリア)

 

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