コラム

妊娠中にカフェインはなぜだめ?胎児の影響。おすすめのコーヒー紹介

妊娠前はよく食べたり飲んでいたのに、妊娠して急にやめなければならないとストレスになってしまいますよね。

コーヒーもその1つですが、他の食品とは違い、特に精神安定・リラックス作用が大きいためか「コーヒーをやめるのがつらい」もしくは「やめられない」という妊娠中ママが多いようです。

「1日1杯程度ならコーヒーを飲んでもよい」

「妊娠中も毎日コーヒーを飲んでいたけど無事に赤ちゃんが産まれました!」

などの声もよく聞きますが、実際コーヒーのカフェインにはどのような悪影響があるのか、考えていきたいと思います。

また、妊娠中におすすめのコーヒーもご紹介いたしますので是非参考になさって下さいね。

妊娠中にカフェインが赤ちゃんに与える影響とは

まず、以下の「飲み物に含まれるカフェインの量」一覧をご覧下さい。

100mlあたりのカフェイン含有量
  • レギュラーコーヒー:60mg
  • インスタントコーヒー:57mg
  • 紅茶:30mg
  • 緑茶:20mg
  • 烏龍茶:20mg
  • ココア:9mg
  • 番茶:1mg

コーヒーのカフェインは、飲み物の中でも特に多く含まれているのが分かりますね。

それでは妊娠中にカフェインが与える影響は、どのようなものがあるのでしょうか。

早産・流産のおそれ

カフェインには血管や心筋の収縮を促す効果があるので健康によいと言われていますが、これは妊婦さんにとっては大変なことです。

妊娠中に血管が収縮するということは、胎児の栄養不足や、子宮収縮による早産・流産などにもつながってしまう可能性があるのだそうです。

妊娠初期は不安定な時期なので、「妊娠が分かったらすぐにカフェインをひかえるべき」との考えもあります。

貧血や胎児の発育不全

カフェインは食べたものの栄養吸収を悪くするようですが、特に鉄分の吸収を阻害して貧血になりやすくなると言われています。

妊娠中は赤ちゃんに栄養を送るため、鉄分をいつもより2倍必要とするのでただでさえ貧血になりやすいようです。

そんな時にカフェインを摂取してしまっては赤ちゃんもママも鉄分が足りなくなってしまい、カルシウムなどの栄養不足による発育不全や低体重児、出産時の異常などにもつながるおそれがあるとのこと。

肝臓病や高血圧のおそれ

カフェインの代謝には肝臓が大きく関わっていますが、妊娠後期になってくると肝機能が低下してしまうことが多いため、カフェイン摂取によりママの肝臓に負担がかかることが予想されます。肝機能がうまく働かなくなると高血圧や肝臓病の原因に。

また、カフェインは胎盤を通して赤ちゃんの小さな脳や内臓にも蓄積されていってしまいます。まだまだ未発達の体ですから、大人に比べて何倍も悪影響を受けやすいので注意が必要です。

カフェインは母乳に出やすいので、産後の授乳中ママも気をつけましょう。

母乳を通して赤ちゃんの体内に入ったカフェインはなかなか排出されず、赤ちゃんの寝つきや行動に異常が出ることが多いと言われています。

もしも授乳中にカフェイン摂取と「喫煙」が重なってしまうと、乳幼児突然死症候群のリスクが高くなってしまうとのこと。これだけは避けたいですよね。

これらのことから、妊娠中のカフェイン摂取は「初期から後期まで、できる限りひかえた方がよい」と言えるでしょう。

妊娠中のカフェインはいつから?

授乳ママの場合は卒乳まで

どうしても飲みたい場合は、一般的には「妊娠中のカフェイン摂取は1日100mg以下がよい」とされていますので、1日に1杯程度を薄めにして飲む・食前や食後は避けるなど、タイミングを見ながら、少量を楽しむ工夫をしてみるのも良いかもしれません。

 

しかしながら、

「赤ちゃんのために有害物質はできるだけ避けたい」

 

という人も多いと思います。

そんな愛情たっぷりママにおすすめなのが、ノンカフェイン・カフェインレスのコーヒーです。

ジュースやハーブティーでは物足りないというコーヒー好きママさんからも、「普通のコーヒーのようにコクがあっておいしい!」という声を聞くことがあります。

おすすめの商品を下記でご紹介していますので、是非ご覧下さい。

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