コラム

がん予防できる食べ物や飲み物。食事やがんの原因など。

がん予防できる食べ物

がんは日本人の死因第1位であり、現在がん患者が日本中で急増しているようです。

有名人でも多くの方が発病しておられるようですし、身近な人から「自分の周辺で何人もがんで亡くなっている」という話を聞くこともあります。

がんについては、食生活の欧米化・化学物質・放射能汚染など様々な要因が考えられていますが、まずは食生活で予防することから始めてみませんか?

がんの原因とは

国立がん研究センターによると、がんの原因は以下のようなことだと考えられています。

がんの原因
  1. 喫煙
  2. 飲酒
  3. 肥満
  4. 運動不足
  5. 化学物質
  6. ウイルス感染
  7. ホルモン剤
  8. 水道水
  9. 赤肉・加工肉・塩蔵食品 など

がん予防できる食べ物

喫煙・放射線・化学物質など、様々な要因により体内で「活性酸素」が発生します。活性酸素は正常な細胞を攻撃し、がん化させてしまいます。しかし免疫力が高ければ、がん細胞を攻撃・抑制してくれるのです。

ですから、活性酸素を抑制する「抗酸化作用」のある食品を日常的に取り入れて免疫力を上げておくことで、がんの予防へとつながっていくというわけなのです。

それでは、どのような食品が効果的なのかお伝えしていきましょう。

ニンニク

ニンニクには、がん抑制・免疫力アップ・殺菌効果などがあり、がん予防にはとても良い食品です。生で食べるか、良質のエキストラバージンオリーブオイルを使い短時間の加熱調理がおすすめ。

ショウガ

ショウガの辛味成分にがん抑制効果があり、ニンニク同様、殺菌作用・抗酸化作用・免疫力アップ効果があります。

キャベツ

キャベツには発がん物質抑制効果があり、特に生キャベツはビタミンCが豊富で抗酸化力も強いため、様々ながんを予防してくれるのだそうです。

ブロッコリー

ブロッコリーには強力な抗がん作用がありますが、長く茹でてしまうと栄養も有効成分も流出してしまうので、短時間でササッと茹でることを心がけましょう。

防カビ剤不使用の柑橘類

柑橘類には天然ビタミンCが豊富に含まれており、活性酸素の除去に効果的。しかし輸入オレンジやグレープフルーツには防カビ剤が使用されており、皮だけでなく果肉にも染み込んでいるとのことで逆に悪影響。

国産品はほとんど防カビ剤不使用なので、産地など調べてから購入しましょう。

無農薬にんじん

にんじんに豊富に含まれているベータカロテンは活性酸素を除去してくれる作用がたっぷり!無農薬のにんじんは皮ごと使えるのでおすすめ。

ベータカロテンは熱に強く、油と一緒に摂ると吸収率がアップするので、炒めものがぴったりです。

ニラ

がん予防に効果的なビタミン類がバランス良く含まれています。卵や油と一緒に摂ることで吸収率アップ!朝ごはんのおかずは発がん性の高いウインナーよりも、油で炒めたニラ卵はいかがでしょうか。

大根おろし

大根をすりおろすことで抗がん効果の高い成分が生まれます。

魚の焦げに含まれる発がん物質などを解毒してくれるので、焼魚や焼肉を食べる時に大根おろしを添えるのは、まさに理にかなった食べ方と言えるでしょう。

味噌汁

一日に味噌汁を3杯以上飲む人は、全く飲まない人と比較して乳がんの発症率が40%も低下するというデータがあります。

インスタントや低品質な味噌ではあまり意味がないので、本物の熟成された味噌を使いましょう。 出汁も手作りで、本物を。

がん予防が出来る食材まとめ

早速、今日から食生活に取り入れられるものはありましたでしょうか?

アメリカ国立がん研究所による、がん予防のために取り入れた方がよい食材をまとめた「デザイナーフーズ計画」というピラミッド型の表があります。

是非こちらも参考になさってみて下さいね。
(中には残留農薬が多い食材も含まれているので、無農薬のものを選ぶなど注意が必要です。)

毎食ずっと抗がん作用のことばかり考えながら食事をする必要はないと思います。

たまには欲望のおもむくままに、好きなものを好きなだけ食べるのも大切なことですよね。ですから気負うことなく、基本の食生活に自然に取り入れることができれば良いのではないかと思います。

例えば、いつもは砂糖と醤油で照り焼きにする肉や魚を、ニンニク・ショウガ・天然塩を使って香り豊かな塩焼きに。

砂糖はがんのリスクを上げますが、これならおいしい上に砂糖不使用でヘルシー!抗がん効果までプラスできますよ。

抗がん食材で、楽しく健康的な食生活を送っていきましょう!

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