コラム

妊娠中はNGの食べ物や飲み物とは。カフェインや刺身は危険?

現在、子どものアレルギーや病気が年々増加していると言われています。

化学物質による環境汚染など、様々な原因が指摘されていますが、胎児期の健康 つまり妊娠中の食事などが影響しているのではないかという説もあり、子どもの不健康に関する調査が専門家によって進められているのが現状です。

環境汚染に関しては、避けたいという気持ちがあったとしても避けられない場合があります。しかし食事は自分の意思で行うものなので、安全性の高いものを選択することが可能ですよね。

食べたいものを我慢してストレスが溜まるのは良くありませんが、赤ちゃんがお腹にいるのは一生のうちのたった10ヶ月という短い期間。その間、お母さんの食べた物が赤ちゃんに届いていきます。

そして、この10ヶ月で赤ちゃんの一生の健康が決まるかもしれないのです。

 

「気にせず何でも食べてたけど元気に生まれたよ!」

 

という声もよく耳にしますが、生まれたことはゴールではありません。

妊娠中という10ヶ月間は、別の人間の一生を背負う期間でもあるということを考えてみてはいかがでしょうか。

妊娠中に食べ物や飲み物でダメなもの

ジャンクフード

様々な食品添加物が使われているジャンクフードは依存性が高いため、特に幼少期からの習慣になっている人は、辞めたくてもなかなか辞められないことが多いようです。

しかし赤ちゃんにとって栄養がないばかりか悪影響を及ぼす可能性が指摘されており、食べる意味があるのかさえ疑問です。

妊娠中、果物や野菜は受け付けないけどジャンクフードなら食べられるという人は、化学調味料中毒が原因なのではないでしょうか。

ハンバーガー・ナゲット類

出典:news.yahoo.co.jp

農薬汚染・遺伝子組み換え小麦のパン、遺伝子組み換え穀物のエサ・様々な投薬により飼育された動物の肉、そして香料や化学調味料など大量の食品添加物や、劣化した悪い油(トランス脂肪酸)などが使用されている可能性が高い。

主な悪影響

先天性異常・発達障害・ガン・心臓病・脳梗塞・脳神経障害・糖尿病・肥満・うつ病・アレルギー・骨の異常などのおそれ

フライドポテト

悪阻中ポテトなら食べられた!」との意見が多いが、原材料は芋と油だけではない。

マクドナルド社が公表した原材料によると、コーン油、水素添加大豆油、酸性ピロリン酸ナトリウム(合成着色料)、クエン酸(保存料)、ポリジメチルシロキサン(消泡剤)クエン酸、調味料(ケイアルミン酸ナトリウム、ブドウ糖、ヨウ化カリウム)など多くの化学物質が含まれており、これらは遺伝子組み換えのものも多く(特に油)、このような物質を赤ちゃんに送り続けてよいのか疑問

主な悪影響

先天性異常や発達障害、脳梗塞、神経系の異常、心臓病、糖尿病、うつ病、肥満、白血病などのガン、アレルギーなどのおそれ

カップラーメン

こちらも妊娠・授乳中に人気の食品だが、化学調味料をはじめとする大量の食品添加物が含まれており、麺は遺伝子組み換え小麦で作られ悪質な油で揚げている可能性あり。

主な悪影響

ガン・心臓病・脳梗塞・脳神経障害・糖尿病・肥満・うつ病・アレルギー・骨粗鬆症などのおそれ

カロリーオフ飲料

出典:dot.asahi.com

「妊娠中だからノンアルで乾杯!」「糖尿予防のためにゼロカロリー」

という妊娠・授乳中ママをよく見ますが、ノンアルコール飲料やゼロカロリー食品に使われているのは人工甘味料です。

食品添加物とは。危険性や一覧と種類。安全性について少し前から「無添加」ブームになってきていますが、添加物とはどんなものなのか? 添加物の何が悪いのか?気になるけれど、難しく考えたく...
  • アスパルテーム・フェニルアラニン化合物
  • アセスルファムk
  • スクラロース
  • ステビア
  • サッカリン
  • ネオテーム など

これらの人工甘味料は摂取カロリーが抑えられるので「ダイエット向き」や、糖質がないので「ヘルシー」だと思われがちですが、体の様々な部分に異常をきたすことが指摘されている化学物質です。

結果的に糖尿病をまねき、脳などに悪影響を与える可能性があるため、繰り返し飲むことは控えた方が無難でしょう。

主な悪影響

奇形、脳腫瘍、リンパ腫、白血病、糖尿病、アレルギー、内臓疾患、甲状腺障害、生殖障害、骨の異常、流産、代謝異常などのおそれ

ウインナー・ハム類

毎日の朝食で食べる人も多いようですが、ウインナーやハム、ソーセージなどには危険性が高いと言われる食品添加物が何種類も使用されています。

原材料中で、特に悪影響を与えることが指摘されているのは以下の物質です。妊娠・授乳中だけでなく、子供のお弁当などにも気をつけたいところですね。

 

  1. 亜硝酸Na…肉に反応して強力な発ガン性物質になる発色剤
  2. ソルビン酸…亜硝酸Naと結合すると強い発ガン性物質になる保存料
  3. 赤色◯号…着色料
  4. アミノ酸等…うま味成分・神経毒
  5. カゼインNa…牛乳に含まれるたん白質
  6. リン酸塩…結着・乳化剤
  7. 植物性たん白…遺伝子組み換え大豆などが原料のかさ増し材
  8. pH調整剤…一括表示でよいためどの添加物がどれ程含まれるのか不明

 

主な悪影響

ガン・染色体異常・奇形・心臓病・脳梗塞・アルツハイマー・自閉症・多動症・パーキンソン病・甲状腺障害・アレルギー・アトピー・血液の異常・骨の異常・カルシウムや鉄分の吸収阻害など

まぐろ・めかじき

大きな魚はメチル水銀が多く含まれるため、赤ちゃんへの悪影響が指摘されています。

病院や保健所でも控えるよう指導され、週に一度なら食べてOKということになっているようですが、それが絶対に大丈夫とは限りません。

水銀が多く出るということは、例えば太平洋を泳いだマグロは放射能も濃縮されている可能性があるので、内部被曝のおそれも。

絶対食べてはいけないというわけではありませんが、これらのことを頭の片隅に置いておくのがよろしいかと思います。

主な悪影響

脳神経障害、発達障害、ガン、心臓病、自閉症などのおそれ

生もの

肉や魚介類の生食は食中毒をまねくことがあり、特に妊娠中は免疫力や抵抗力が弱くなっているため注意が必要です。

主な悪影響

食中毒、嘔吐、下痢、流産、早産、死産のおそれ

お酒・ビール等

お酒が大好きな人は、妊娠してからも「1杯だけ」と理由をつけて繰り返し飲んでいる人がいるようです。

「気にしないのが美徳」というような声まで耳にしますが、実際に赤ちゃんはアルコールを分解する力がないので、そのままアルコールのダメージを受けることに。

大切な赤ちゃんのために、お酒は授乳終了後の楽しみにとっておきましょう。

主な悪影響

先天性異常・脳障害・精神発達の遅延・異常行動などのおそれ

アルミ・フッ素加工フライパン

食品ではありませんが、アルミ鍋・アルミホイル・フッ素加工のフライパンは、高温調理することにより有害物質が溶出してしまう可能性があるようです。

主に脳や神経系に悪影響を与えることが指摘されているので、これらを用いた調理には注意しましょう。調理器具は、無害なステンレス製かセラミック製がおすすめ。

安全なフライパンおすすめ。セラミックやステンレス、鉄のフライパンを厳選!「油なしでも焦げつかない」が人気の、フッ素樹脂加工・テフロン加工のフライパン。 主婦や料理をする人々の多くが、これらのフライパンを...
主な悪影響

自閉症・ガン・アルツハイマー・肝臓病・先天性疾患・発達障害・甲状腺障害などのおそれ

コーヒー・コーラなど

妊娠・授乳中でも適量なら大丈夫と言われているカフェイン飲料ですが、これも「どれくらいなら絶対安全」というものはないようです。

昔は、ノンカフェインといえば味が良くないという理由などから不人気でしたが、最近はおいしいと評判のオーガニック・無添加のカフェインレスコーヒーなどもあるので、マタニティ期間だけのお楽しみということで味わってみてはいかがでしょうか。

主な悪影響

流産・早産・死産・発育遅延・発達障害・低体重児・突然死などのおそれ

人気のオーガニックコーヒーおすすめ。アイスや手軽なインスタントもコーヒーの健康効果やカフェ人気などが話題となり、年々需要が高まっているコーヒー豆。人気が高まるということは、大量生産しなくてはなりません...

妊娠中の食べ物、飲み物。ダメなものまとめ

こちらに載せた内容は、一度でも食べたら病気を誘発するというわけではありません。

しかし食品添加物などの化学物質を摂取するということは、ほんの少しずつかもしれませんが血液を汚し、内臓や脳に影響を与えていくことが報告されているのです。

そしてアトピーやアレルギー、その他の子どもの病気は確実に年々増加しています。

お母さんだって人間ですから、食べたい飲みたいという欲はあるでしょう。でもお母さんにとっては約一年のことでも、赤ちゃんにとっては一生の問題なのです。

赤ちゃんが、大人になっても高齢になってもより健康な人生を長く歩んでいくために、少しでも悪影響のあるものを避けるために何ができるのか。

そんな考えのお母さんたちが増えることを祈っております。

がん予防できる食べ物
がん予防できる食べ物や飲み物。食事やがんの原因など。 がんは日本人の死因第1位であり、現在がん患者が日本中で急増しているようです。 有名人でも多くの方が発病しておられるようですし、...
関連記事