コラム

電磁波の影響。人体や赤ちゃんへの害について

現代の生活において必需品となっているスマホ。もはやスマホのない生活なんて考えられない!という方も大勢いらっしゃることでしょう。

しかしその一方で、電磁波の悪影響に対する懸念の声も上がっているのが事実です。

なんとなく体に悪そうだなとは思っているがよく分からない…という方も、一体どんな悪影響があるのか、また、防ぐ方法はあるのか、大切なお子様のためにも知っておくことが必要です。

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電磁波とは?

電磁波電界と磁界が変化し合って空間を伝わっていく波のこと。赤外線・可視光線・紫外線などのいわゆる光や、電波も電磁波の一種です。人体が電磁波にさらされることを暴露(ばくろ)といいます。

電磁波の影響

人体への影響

電磁波というものが初めて社会問題となったのが、1990年頃アメリカの変電所周辺の住民に白血病や脳腫瘍などのガンが多発し、電力設備による電磁波が原因であると指摘されたことでした。

現在 最も身近なところで起きている問題といえば、スマホや携帯電話からの電磁波です。これは「マイクロ波」という高周波電磁波であり、電子レンジと同じもの。

スマホを耳にあてて通話するのは、加熱作用のあるマイクロ波が頭の近くで発生しているということです。

電磁波は特に脳へ悪影響を与えると言われているので、通話はもちろん、子供の頭付近でインターネットなどをすると脳に直接ダメージを与えることに。

電磁波によるリスクで代表的なものといえば脳腫瘍ですが、5年以上頻繁に使用した人は脳腫瘍になる確率が2倍に、10年以上頻繁に使用した人は3倍〜4倍になるという研究結果も出ています。

このことからアメリカのカリフォルニア州では、通話時に直接耳につけて使用するのは違法とされています。

電磁波による健康被害の例
  1. 脳腫瘍
  2. 白血病
  3. ガン
  4. 精子減少
  5. 免疫低下
  6. 発達障害
  7. 自閉症
  8. 自律神経失調症

大阪府門真市末広町には、住宅街の上に送電線が張り巡らされている場所があり、この町の周辺では白血病の死亡率が大阪府平均の120倍とのことです。

出典:ameblo.jp/kouya358

子供・赤ちゃんへの影響


子供は大人よりも骨や皮膚が弱いため、幼ければ幼いほどダメージは大きいのです。

ということは、妊娠中に腹部で、そして新生児の頭部付近でスマホ操作をするということが、どれだけ危険なのか想像できますよね。

近年、発達障害や自閉症の子供が増加しているのはこれが原因ではないかと考えられているようです

欧米では、妊婦や子供のスマホ使用に関する規制や禁止などの措置がとられていますが、日本ではそういった動向はまだ見られないようですね。

出典:http://shinhakken-blog.seesaa.net

上記の画像をご覧ください。こちらは携帯電話の電磁波が脳に浸透していく様子を示したものです。大人の脳よりも子供の方が何倍も深くダメージを受けているのがお分かりいただけると思います。

電磁波を発生させるもの

  1. 家電製品
  2. 電気カーペット
  3. 電気毛布
  4. 医療機器
  5. 鉄道・電車
  6. 自動車
  7. 電力設備
  8. 携帯電話基地局
  9. テレビ・ラジオ放送局
  10. 太陽光発電システム

電磁波の強さ

電磁波の強いもの
  1. IHクッキングヒーター
  2. スマホ・携帯電話
  3. 電子レンジ
  4. 掃除機
  5. 電気シェーバー
  6. 電気ストーブ
  7. ミキサー
  8. 扇風機
  9. こたつ
  10. ヘアドライヤーなど
電磁波の弱いもの
  1. 電気カーペット
  2. 電気毛布
  3. テレビ
  4. パソコン
  5. エアコンなど

電磁波が弱いと言われているものでも、長時間の使用により電磁波をずっと浴び続けることになってしまうため注意が必要です。

電磁波の害を減らすには

電磁波の影響は時間および距離と密接な関係にあります。

Apple社のiPhone説明書にも「持ち運ぶ時は最低でも体から1.5cm離すように」との記載があります。

通話時は1.5m以上離すのを推奨しているようですよ。

スマホの電磁波対策

  1. 持ち運ぶ時はポケットでなくバッグなどに入れ、できる限り体から離す。
  2. 寝る時は枕元に置かず、体から1.5m離して置く。目覚まし機能などでどうしても近くに置かなければならない時は飛行機モードにする。
  3. 通話はハンズフリーにするかイヤホン使用。
  4. 赤ちゃんや小さな子供に近づけない。
  5. 子供にスマホを持たせておけば大人しいからと、預けっぱなしにしないこと。
  6. 電磁波対策グッズを使う。(シールドポーチ、イヤホンなど)

家電の電磁波対策

  1. IHクッキングヒーターや電子レンジなどの調理器具を使用する時は離れる。(電子レンジの食材への使用自体が有害なので本来は使わないのがベター)
  2. 電気毛布やカーペットは長時間使用することが多く、体全体がずっと曝露することになるので使わない。湯たんぽなどで代用。
  3. ヘアドライヤーは電磁波が強い上に脳の近くで使うため危険度が高いので、低電磁波のものを選ぶ。
  4. 寝る場所に家電や通信機器を置かない。
  5. 高圧電線や変電所などがない場所に住む。
    →※気になる場合は最寄りの電力会社に連絡すれば、無料で電磁波の測定をしてもらうことが可能です。
  6. 使わない時は電源を切る。
  7. アースをつける。

 

電磁波を抜く(放電)方法

現代社会で生活していれば電磁波を完全にカットするのは難しく、嫌でも浴びてしまうものです。

気付かないうちに体内に溜まってしまうこともあるそうなので、気になる方はやってみて下さいね。

  1. 放電グッズを使う。(マグネットシート、放電カードなど)
  2. 森や草原を、裸足になって歩く。

スニーカーやサンダルの底に使用されているゴム材は電気を通さず溜め込んでしまうので、必ず裸足になりましょう。

できれば近くに鉄塔や通電設備のない場所を選ぶのがベスト。

簡単なのでぜひ家族で森などへ出かけ、おいしい空気も吸いながら放電してみて下さい。体がスッキリするはずですよ。

電磁波まとめ

いかがでしたでしょうか。電磁波が危険とはいえ、完全に避けることは現代において難しいかもしれません。

電磁波を浴びるリスクより使用するメリットの方が大きく、日常の中で絶対必要なことなのか?

電磁波の危険性の方が上回っている。または、今やめようと思えばやめられることなのか?

これらの区別を、自分の中ではっきりさせることが大切なのではないかと思います。

例えば家をホウキではいて掃除する余裕がなければ、掃除機を使うのは仕方ないこと。無理して何でも手作業にし、家族との大切な時間が犠牲になるのは決して良いことだと思いません。

しかし調理器具をIHにする必要はないですし、子供からスマホを遠ざけたり、電気毛布やこたつをやめて別の方法で体を温めることは可能ですよね。

考えてみると案外、当たり前のようにやっていたけれど実は不要なことってあるのではないでしょうか。

今できる範囲で、家族がより健康的に快適に暮らすためチェンジできることを考えてみるのも楽しいものですよ♪

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