あなたは今こんなことで悩んでいませんか?
- 便秘
- イライラや精神不安定
- 原因不明の体調不良
これらの心と体の不調は、もしかしたら「小麦グルテン」が原因で起きているかもしれません。
現在、「様々な不調がグルテンフリーを実践することで改善した!」という声があちこちから聞こえていますね。
この記事では、単に「グルテンフリー」という流行にのるだけでなく、実際の効果やグルテンの害について勉強していきましょう。
グルテンとは
パンやパスタ・ラーメンなど、小麦粉から作られる食品には「小麦グルテン」が含まれています。
グルテンはたんぱく質の一種であり、小麦粉に水を加えてこねるとグルテンが生成されて粘着性が出ます。
この粘り気の正体が「グルテン」なのです。
グルテンによる害や症状
現代の小麦グルテンによる害として、以下の症状が挙げられています。
- 便秘がち
- 食欲が止まらない
- 胃腸の調子が悪くなる
- 体がだるい
- イライラ・精神不安定
- 太りやすい
- 頭や関節などが痛む
- 肌荒れしやすい
- 急激に眠くなる・集中できない
- 風邪をひきやすい
- 原因不明の体調不良
グルテンは腸粘膜を傷つけて炎症をおこし、栄養吸収や毒の排出を阻害すると言われています。
さらに麻薬のような中毒性をもっており、パンやラーメンなどを食べると脳が快感をおぼえるため、やめられなくなってしまうのが恐ろしいところ。
現代の品種改良された小麦は白砂糖よりも血糖値を急激に上げてしまうため、糖尿病や生活習慣病の原因となってしまうことも指摘されています。
これらのことが原因となり、上記のような症状があらわれるようです。
蕁麻疹や皮膚の炎症、老け顔、体のどこかが痛む、朝すっきり起きられない、毎日なんとなく気持ち悪い。
ちょっとしたことでイライラしてつい怒ってしまったり、不安になったり。
そんな人は、たとえパンやラーメンが大好きだとしても「グルテンによる悪影響の可能性」を一度視野に入れてみてはいかがでしょうか。
グルテンを含む主な食材
グルテンが主に入っている食材は以下のものです。
- うどん
- そうめん
- ラーメン
- パスタ
- パン・ピザ
- 麩
- そば(十割でないもの)
- たこ焼き・お好み焼き
- 餃子・焼売・春巻き
- 中華まん
- まんじゅう・カステラなどの和菓子
- カレーやシチューのルウ
- シリアル
- ドーナツ
- ケーキ
- お菓子
- 揚げ物の衣など
他には、材料としてパン粉を入れた場合のハンバーグなど、目に見えない部分でグルテンが含まれていることもあります。
その逆でたとえば醤油は、小麦が含まれていますが醤油を製造する際に小麦のたんぱく質が消えてしまうと言われており、原材料に「小麦」と表示があってもあまり気にする必要のないものもあるようです。
穀類のグルテン含有量
多い | 少ない・または極少 | ない |
小麦 | 古代小麦、オーツ麦、ライ麦、大麦 | はと麦、米や雑穀 |
グルテンの含有量は、水を加えてこねた時の粘り気が強ければ強いほど多く、天ぷらやケーキなど薄力粉でできたものより、パン・パスタ・うどん・麩など強力粉でできたコシのあるものの方が多いようです。
現在流通している外国産小麦はほとんどが品種改良・遺伝子操作されており、人間が大昔から食べてきた「古代小麦」とは全くの別物なのだそう。
品種改良・遺伝子操作された低品質な小麦はグルテンをより多く含み、アレルギーや体の不調を起こす可能性があると言われています。
大昔、古代小麦を食べていた頃は何の問題もなく過ごしていたのが、生産性を重視し農薬の大量散布などが始まり、品質が低下した小麦を食べるようになってから、様々な体の不調を訴える人が急増したという説もあるようです。
実際に、ガンや糖尿病が増えたのもこの頃からではないかと言われています。
家庭料理はもちろんのこと、日本のレストランやカフェでは小麦料理が非常に多く、日本人にとっての人気メニューも「ラーメン」「パスタ」「パン」など、ほとんどがグルテンを含んでいます。
幼い頃からずっと食べてきたグルテンが今さら有害だなんて…と信じられない人もいらっしゃるかもしれません。
しかし一定期間グルテンフリーの食生活に切り替えることで、「今まで悩んでいた原因不明の体調不良が改善された!」という声が多数上がっているのが事実なのです。
それでは次の記事で、グルテンフリーの実際の効果についてお伝えしていきましょう。