本格スイーツを手作りする人にとって「生クリーム」は、なくてはならないものといっても過言ではないですよね。
添加剤でつくられた「ホイップ」などとは違い、濃厚なコクや生乳の自然な風味が生クリームの特徴であるため、本物志向の人々から重宝されている食材だと言えるでしょう。
また、マーガリンやホイップなどの「加工油脂」にはトランス脂肪酸が非常に多く含まれることに対し、生クリームは高脂肪であっても「天然油脂」なので、人体に吸収・分解されやすくトランス脂肪酸も少なめだと言われています。
しかし福島原発事故後、大手メーカーの生乳からセシウムが検出されてしまったり、北海道や東北の乳製品に汚染の疑いがあったりなど、今までのように好きなものを選ぶのが不安な時代になってしまいました。
「生クリームやバターには放射性物質の移行が少ない」と言われていますが、実際は数分の一に減る程度。しかもニュースなどにならないだけで、現在も水面下では汚染拡大が危惧されているようです。
大切な人には安全なものを食べて欲しいから、誕生日やクリスマスのケーキなど、できるだけ安全性の高い生クリームで手作りするのがおすすめですよ。
そんなわけで、今回は私のおすすめ生クリームをご紹介いたします。
家族のイベントごとや、大切な人へ心のこもったスイーツ作りなど、是非ご利用くださいませ!
安全な生クリームの選び方は、産地を確認すること
牧場の牛たちが食べる牧草は、基本的にはその地域に生えているものだそうです。
牛乳は牛が食べたものからつくられるため、放射能汚染された場所の草を食べてしまうと体内で放射能が濃縮され、それが乳となって出てしまうことに。
「◯◯産なら絶対安全」という確実なものは世界中どこにもないので、自分が納得できる産地や、比較的安全性が高いと思われる地域のものが良いでしょう。
人気の安全な生クリームおすすめ

大山生クリーム

487円~(税込み)
安全性の高い鳥取県産の生乳を使用した、私が最もおすすめしたい生クリーム。ミルキーでコクがあるのに、くどくないから胃もたれしない。砂糖をひかえめにしてもおいしく何にでも合う!生産も安定しており、ほぼ欲しい時に届けてもらえるのが嬉しい。
原産地 | 鳥取県 |
---|---|
内容量 | 120ml |
蒜山ジャージー 生クリーム

560円(税込み)
岡山県・蒜山高原の草を食べて育った希少なジャージー牛の生クリーム。ホルスタインよりも高品質・高脂質で、最高級の生乳と言われるジャージー牛。その濃厚さから根強いファンが多く、数量限定なので品切れしていることも多いため、在庫ありの時は即買いがおすすめ!
原産地 | 岡山県 |
---|---|
内容量 | 180ml |
オーム生クリーム

546円(税込み)
九州産の生クリームといえばこれ。福岡・熊本を中心に、牛一頭一頭にきちんと目が届く小規模の酪農家が少量生産する新鮮な生乳を使用している。
原産地 | 九州産 |
---|---|
内容量 | 200ml |
オーム生クリーム 1L

2,115円(税込み)
こちらは1Lタイプ。西日本のお菓子屋さんなど、業務用によく使われている商品。
原産地 | 九州産 |
---|---|
内容量 | 1L |
高千穂 40 生クリーム

1,566円(税込み)
九州産生クリームをベースとした中脂肪タイプの純乳脂クリーム。素材を活かす自然な乳の風味で、高い気泡性をもつオールマイティーなクリームなので使いやすい。
原産地 | 九州産 |
---|---|
内容量 | 1L |
エシレ 生クリーム

890円(税込み)
日本未入荷!パリから冷蔵便で直送のエシレ生クリーム。2016年、フランスでもっとも栄誉ある農業コンクールのクリーム部門で金賞を受賞。日本のクリームにはない少しの酸味がいいアクセントに。フレッシュなリコッタチーズのような感覚に近いフレッシュクリーム。この機会にぜひお試しを。
原産地 | フランス |
---|---|
内容量 | 200ml |