みなさんは自分や大切な人にお弁当を作っていますか?
そして、どんなお弁当箱に詰めていますか。
せっかく安全性にこだわり愛情をこめて作ったおかずでも、それを詰めたお弁当箱の素材から「目に見えない有害物質」が溶出してしまっていたら悲しいですよね。
今回の記事では、おいしく健康な弁当生活が送れる上に、扱いやすさもナンバーワンな「ステンレス弁当箱」についてお伝えしていきましょう。
プラスチック弁当箱の危険性
現在もっとも多く流通しているのがプラスチック弁当箱。
スーパーマーケットや100円ショップでも売られており、軽くて安価で電子レンジにも対応できるのが魅力です。
しかし一般的なプラスチックには「BPA」(ビスフェノールA)という化学物質が含まれており、これは人体への悪影響が疑われている環境ホルモンです。
これを電子レンジで加熱したり食品中の「酸」や「油脂」と触れることで、BPAが溶出してしまうことが危険視されているのです。
例えば「酸」なら梅干しや、トマト・レモンなどの切断面。「油脂」なら揚げ物。
これらがプラスチック容器に触れたままになっているとBPAが溶け出し、それを食べて体内に取り込んでしまうおそれがあるということです。
- 癌・リンパ腫
- 内分泌系の異常
- 生殖機能への悪影響
- 不妊・死産
- 糖尿病
- 心疾患
- 子供の学習障害・ADHD(注意欠陥・多動性障害)
- うつ病 など
アルミ弁当箱の危険性
ステンレス弁当箱と混同されやすいアルミ製のランチケースは、小さな子供用のキャラクター弁当箱でもおなじみですね。
「アルミニウム」は神経毒性を持つことや体内に蓄積すること、そしてアルツハイマー病や痴呆症との関連性について随分前から疑われてきた物質です。
アルミニウムは危険ではないという意見もありますが、やはり「酸」に触れることで溶け出す危険性なども指摘されているので、安全とは言いきれないのではないでしょうか。
確かなことは「長い間ずっと危険性が疑われている物質である」ということ。
避けておく方が無難かもしれません。
ステンレス弁当箱のメリット
1.人体に無害
ステンレスには毒性がなく、食品と反応したり、溶出したものが食品に移動してしまうことがないと言われている。
2.衛生的
ステンレスは菌が繁殖しづらいので弁当箱に最適であり、腐食の心配がないので洗浄や消毒・殺菌を遠慮なくおこなうことができる。
3.洗いやすく乾きやすい
プラスチックは汚れが落ちづらいが、ステンレスはベタベタな油汚れも自然派洗剤でサッと落とすことができる。
洗った後、木製は夏だとなかなか乾かずカビなどの原因になることがあるが、ステンレスは水切れが良く速乾で清潔を保てるからカビの心配もなし。
4.ニオイ移りがない
プラスチックや木製の容器はニオイの強い食品を入れると染み付いてしまうことがあるが、ステンレスには染み付きにくいので気にする必要がない。
5.頑丈だから長く使える
ステンレス弁当箱はとてもしっかりした丈夫な作りになっているので、落としたり少々乱雑に扱ったりしても、ヒビが入ったり割れたりすることがほぼない。
ご飯やおかずを詰める高ささえ調整すれば量の増減ができるので、成長したからといってすぐ買い換える必要もなく、弁当箱が小さくなったらおかず専用にしておにぎりは別にするなど、工夫次第では何年も使える。
プラスチック弁当箱と比較すると高値かもしれないが、変形や変色することも少ないため、長い期間使うことを考えるとコスパが良いと言える。
ステンレス弁当箱のデメリット
1.熱いものが冷めにくい
ステンレス弁当箱は保温機能が優れているため、熱いままのおかずを詰めてしまうとなかなか冷めない。
蒸気による水滴だらけになってしまうのも不衛生なので、詰めてから冷まそうとするのではなく、完全に冷ましてから詰めるのがおすすめ。
2.重たい
プラスチックや木製に比べると重いので、子供の持ち運びを心配する声が。しかし子供用の弁当箱は小さいので気にならないという人も。
それでも心配な場合は、商品の重さをチェックして手持ちの弁当箱と比較してみてもいいかも。
ステンレス弁当箱おすすめ
ゼブラ ステンレス ランチボックス オーバル型 16cm ストッカー付
1,864円(税込み)
中高生〜成人向けのランチボックス。丈夫でしっかりした素材なので、ご飯やおかずの量を調整さえすれば長く使える。ストッカーにはフルーツやサラダを入れたり、使わない時は家で常備菜の保存容器として使うのもいい。
生産地 | タイ・ゼブラ社製 |
---|---|
サイズ | 本体160x125xH50mm |
ゼブラ 弁当箱 ステンレス ランチボックス 丸型 12cm
1,570円(税込み)
子供〜少食の女性にはこちらがおすすめ。中皿付きなので丼もOK。深さがあるからたっぷり650ml入る。創業以来40年以上、タイ屈指のステンレス食器メーカーだから安心の品質。
生産地 | タイ・ゼブラ社製 |
---|---|
サイズ | 125x130x H90mm(中皿深さ30mm/全体で650ml) |
工房アイザワ ステンレス 角型フードボックス 小
2,992円(税込み)
保育園や幼稚園の小さなお子様におすすめの、小さなランチボックス。ご飯やおかずを詰める高さを調整すれば量が変えられるので成長しても対応でき、もっと大きくなったらおにぎりを別にしておかず専用にするのもよし。素材が丈夫だから長く愛用できる。
生産地 | 日本製 |
---|---|
サイズ | 127×100×H49mm(360m) |
シーガル オーバルランチボックス 17cm
2,640円(税込み)
中高生〜成人向け、少し大きめのランチボックス。便利な丸容器がついているのが嬉しい。16cmもあり。
生産地 | タイ・ステンレス社製 |
---|---|
サイズ | 本体160x120xH50mm (800ml) |
shasta ステンレス「ランチボックス オーバル」760ml
1,925円(税込み)
成人男性におすすめのたっぷり760mlサイズ。アメリカ発のブランド「シャスタ」とは、現在ミネラルウォーター「クリスタルガイザー」採水地で有名な山の名前であり、ネイティブ・アメリカンの聖地としても知られている。
生産地 | 中国製 |
---|---|
サイズ | 165×125×H60mm(760ml) |
お弁当箱 shasta ステンレス「ランチボックス 取っ手付き」640ml
1,650円(税込み)
折りたたみ式のハンドルを備えたランチボックス。スタイリッシュなだけではなく臭い移りや色移りも少なく、油汚れもすぐ落ちるのが魅力。
生産地 | 中国 |
---|---|
内容量 | 165×12×H5mm(640ml) |