昔から「健康食品」として根強い人気を誇っている青汁。一度くらいは試したことのある人も多いのではないでしょうか?
最近は青汁人気も復活してきたようで、ますます種類が豊富になってきましたが、どの青汁を選べばよいのか分からないという人もいらっしゃると思います。
今回はそんな青汁についての効果や選び方、そしておすすめの商品をご紹介させていただきます。
目次
無添加の青汁とは。
青汁というのは「緑の野菜を絞った汁」のことですが、最もポピュラーなのはそれを粉末にしたものです。
普段の食事では足りない栄養素を摂ることができ、美容・ダイエット・野菜嫌いの子供・老化など、多方面における健康をサポートしてくれる栄養補給食品であるというだけでなく、気分が落ち込みやすい人に対しても元気・活気の手助けをしてくれるものとして注目されています。
しかし青汁をただ粉末に加工するだけではなく、加工の際に様々な食品添加物を加えたものが非常に多く流通しており、野菜成分の他に不要な化学物質まで摂取してしまうことがほとんどです。
「無添加の青汁」は製造時に余計な添加物を加えないことで、体に不要な化学物質を摂ることなく、純粋に野菜の栄養を摂ることができる青汁なのです。
一般の青汁と無添加の青汁の違いとは
ではそれぞれの違いを比較していきましょう。
まずはテレビCMや通販サイトランキング上位の、知名度の高い青汁です。
「還元麦芽糖水飴 難消化性デキストリン 大麦若葉粉末 ゴーヤー粉末 ケール ビタミンC ナイアシン パントテン酸Ca 甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物) ビタミンB6 ビタミンB2 ビタミンB1 葉酸 ビタミンB12」
野菜の産地にこだわり、リピーター続出の大人気商品。
しかし原材料欄には多く含まれているものから順に記載されるため、一番最初に「還元麦芽糖水飴」が記載されているということは、残念ながら野菜よりも甘味料が多く含まれているということ。
そして注目すべきなのは、有害性が高いことが指摘されている人工甘味料「アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物」が含まれており、これはアメリカなどでは大変有害性の高い神経毒として指摘されているものだということです。
人工甘味料は脳腫瘍や高血圧・糖尿病などを引き起こす物質として認識され始めており、このような化学物質が入った食品を健康のために毎日摂取してよいのか疑問です。
次に最近人気の、フルーツ系の青汁。こちらもランキング上位です。
還元麦芽糖水飴、大麦若葉粉末、クマザサ粉末、デキストリン、乳糖、明日葉粉末、果実パウダー、フィッシュコラーゲン、藍藻抽出物複合品[アカシア食物繊維、イナゴ豆抽出物、藍藻抽出物(ブルーグリーンアルジー)、ザクロ抽出物]、抹茶、植物醗酵エキス、アカメガシワ抽出エキス末、有胞子性乳酸菌、乳酸菌(殺菌)、メロンプラセンタ(胎座)抽出分、フルーツ・野菜エキス、豆乳末、パイナップル果実抽出物、香料、グァガム、茶抽出物、β-カロチン、シクロデキストリン、モナスカス色素、(原材料の一部に乳、小麦、ゼラチン、大豆、オレンジ、リンゴ、バナナ、キウイフルーツ、ゴマ、カシューナッツを含む)
コラーゲン配合で美容もサポートとのことですが、還元麦芽糖水飴・乳糖・香料などの不要な物質も目立ちます。甘くておいしいジュースを飲みたい人には向いているでしょうが、純粋で健康的な青汁とは言えないかもしれません。
では、無添加の青汁「金の青汁」はというと。
大麦若葉粉末
いかがですか?無駄なものが入っておらず、とってもシンプルですよね。これなら純粋に青汁の栄養を摂取できそうです。
世間では青汁製品に対して
「甘くて飲みやすい」
「青臭くないので毎日続けられる」
などの声が反響を読んでいますが、青臭くて苦いはずの青汁が、なぜ甘いのか?なぜ青臭くないのか?ということを考えてみて下さい。
その裏には「食品添加物」というカラクリがあるのですから。
無添加の青汁の選び方
さきほどお伝えした通り、甘くておいしい野菜ジュースを飲みたいのであれば、成分にこだわる必要はないかもしれません。
しかし健康のために、純粋な青汁の栄養を摂取したいとお考えなのであれば、原材料をしっかりと見て選ぶことが大切です。
また、産地も重要です。野菜から放射能が検出された地域のものでないか、問題となっている中国産ではないか。
商品PRだけにとわられず、これらのこともしっかりと確認しましょう。
- 食品添加物が入っていない
- 糖分が入っていない
- 産地が明確(北海道または西日本がおすすめ)
- できれば残留農薬・放射能など検査済み
無添加の青汁のメリットとデメリット
無添加の青汁のメリット
- 不要な添加物を摂らずに済む
- 有害性が指摘されている化学物質を摂らずに済む
- 純粋な青汁の栄養が摂れる
- 子供にも安心
- 料理やお菓子作りの材料にもなる
無添加の青汁のデメリット
- 商品数が少ないため店舗で探すのに苦労することがある
- 原材料を確認するのに手間がかかる
- 添加物入りよりも高価なことがある
- 味をごまかしていないため野菜嫌いだと飲みづらい
無添加の青汁を選ぶ理由
青汁は、私たちの健康をサポートしてくれるものとして有名な健康補給食品です。
しかしこれまでにお伝えしてきた通り、健康に悪影響を与える可能性がある食品添加物が含まれていることが、意外と多いのが現実です。
無添加の青汁を選ぶということは「糖分や有害性のある物質など、不要な物質を摂らずに」野菜の栄養を摂り、毎日の健康に役立てるという考え方なのです。
無添加の青汁はこんな人におすすめ!
- 野菜不足が気になる
- 足りない栄養を補給したい
- 美肌を目指したい
- スッキリした体を目指したい
- お通じが気になる
- 血糖値が気になる
- 生活習慣病の予防に役立てたい
- 食品添加物はできるだけ避けたい
- 病気の原因となる物質を摂りたくない
- 子供に比較的安心なものを与えたい
- 青汁入りのケーキやクッキーなどを作りたい
子どもでも飲める無添加・有機栽培の青汁おすすめ
100%九州産野菜で安心!野菜屋さんが作った【ドクターベジフル青汁】
2,894円(税込み)
青汁好きな人がおすすめしたい青汁No.1!
栄養豊富なケール・大麦若葉・桑の葉はもちろん、21種類の野菜をバランスよく配合し、使用しているのは顔の分かる契約農家さんから仕入れた九州産野菜だけ。
放射能・残留農薬も検査済みだから安心。黒糖きなこのほんのりした甘さで子供もゴクゴク飲みやすい。
内容量 | 約1カ月分(30包) |
原材料 | 100%九州産の大麦若葉・ケール含む21種類の野菜 |
がばい農園 有機栽培 大麦若葉青汁
1,080円(税込み)
大分県で有機栽培された大麦若葉のみを使用。有機JAS認定。添加物を使用していないため混ざりづらいことがあるようですが、ここまで安心できる品質ということが何より大切。
内容量 | 100g |
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原材料 | 有機 大麦若葉(大分県産) |
naturalshopなごみ 青汁 大麦若葉【島根産】有機JAS 100g
1,944円(税込み)
除草剤などは使用せず手間ひまかけて大切に育てられた、島根県産のオーガニック青汁。抹茶風味でおいしく飲めると評判。
内容量 | 100g(約50日分) |
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原材料 | 有機JAS認証オーガニック大麦若葉 |
金の青汁 純国産大麦若葉粉末100%
497円(税込み)
農薬不使用栽培・食品添加物不使用・九州産のまさに理想的な青汁!価格も良心的で、飲みやすさも評判。
内容量 | (3g×14包)、(3g×22包)、(3g×46包)、(3g×90包) |
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原材料 | 大麦若葉粉末(九州産) |
末左衛門 九州産 大麦若葉 100% 粉末 青汁
1,000円(税込み)
九州産大麦若葉を100%使用した青汁。お茶職人独自の製法で、濃厚なのに溶けやすく飲みやすい仕上がり。
内容量 | 2g×30袋 |
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原材料 | 大麦若葉末(九州産) |
ソーキ ニュージーランドの大麦若葉
5,756円(税込み)
ニュージーランド・カンタベリー農場で20年来有機栽培に取り組み数々の受賞に輝く、ティム・チェンバレィン氏の農場で収穫した大麦若葉のみを使用。有機JAS、NZバイオロジカル生産者消費者評議会認証。残留農薬も検査済みなので安心。
内容量 | 3g×30包×2箱 |
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原材料 | 有機大麦若葉 |
無添加・有機栽培の青汁比較一覧
商品画像 | ||||||
商品名 | ドクターベジフル青汁 | がばい農園 有機栽培 大麦若葉青汁 | naturalshopなごみ 青汁 大麦若葉 【島根産】有機JAS 100g | 金の青汁 純国産大麦若葉粉末100% | 末左衛門 九州産 大麦若葉 100% 粉末 青汁 | ソーキ ニュージーランドの 大麦若葉 |
価格 | 2,894円 | 1,080円 | 1,944円 | 497円 | 1,000円 | 5,756円 |
内容量 | 30包1か月分 | 100g | 100g(約50日分) | (3g×14包)(3g×22包) (3g×46包)(3g×90包) | 2g×30袋 | 3g×30包×2箱 |
原材料 | 100%九州産の大麦若葉・ケール含む21種類の野菜 | 有機 大麦若葉(大分県産) | 有機JAS認証 オーガニック大麦若葉 | 大麦若葉粉末(九州産) | 大麦若葉末(九州産) | 有機大麦若葉 |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
無添加の青汁まとめ
メーカー知名度やパッケージなどで選ばれることが多い青汁ですが、原材料の大切さがお分かりいただけましたでしょうか。
青汁はビタミン・ミネラル・食物繊維がたっぷりなので、まさに現代人に不足しがちな栄養素が多く含まれています。
ダイエット中の人や毎日忙しいパパママ、野菜嫌いのお子様にもおすすめですよ。
無添加の青汁は野菜の味がしっかりと感じられるため、風味が苦手なお子様もいらっしゃるかもしれません。そんな時はりんごジュースなどに混ぜてみると、かなり飲みやすくなります。(ジュースはストレートがおすすめ)
豆乳&生はちみつもおいしいです。
最初から甘味料や添加物が入った「飲みやすさ重視の青汁」を選ぶのではなく、ヘルシーな原材料でひと工夫してみることがおすすめですよ。
毎日の健康維持にお役立ていただけると嬉しいです。