化粧品

無添加のハンドクリームおすすめ。赤ちゃんでも使える自然由来や無香料のものを厳選

ハンドクリームは女性にとって必需品とも言えるアイテム。乾燥する秋冬だけでなく、一年中使っている人も多いですよね。

スーパーやドラッグストアに行けば安価な商品がずらっと並んでいますが、心配なのはやはり化学的な成分や添加物

安価で購入できる市販品では将来の手肌が心配という人や、そのクリームを塗った手で赤ちゃんに触れることに不安感を抱く人もいるようです。

そんな人に使っていただきたいのが、「無添加のハンドクリーム」。

今回、ハンドクリームの選び方やおすすめの商品などをご紹介させていたたこうと思います。

一般のハンドクリームの危険性

「ハンドクリームは食べ物と違って体内に入ることがないから、何でもよい」

「顔に塗るものは無添加やオーガニックだけど、手に塗るものは気にしない」

このような言葉を聞くことがあります。

しかし私たちの体はどの部分であれ、有害な化学物質を吸収すると言われています。

口から入ったものは肝臓で解毒されますが、皮膚から吸収されたものは解毒されることなくそのまま少しずつ蓄積され、やがて病気や体調不良へとつながっていく可能性があるようです。

このことを「経皮毒」と呼んでいます。

上の画像をご覧いただくと分かるように、手の経皮吸収率はほかと比べて低いものの、足のかかとよりは高いですよね。

経皮毒にはどんな危険性があるのか、まとめてみましたのでご覧下さい。

ガンの原因

経皮毒となる化学物質の中には、発ガン性を持つものもあるようです。

特に合成界面活性剤や合成保存料などには注意したいところ。

花粉症やアトピーの原因

体内に蓄積された化学物質が原因で、鼻炎や花粉症・アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が、あるとき急に出るようになってしまう可能性があると言われています。

肌荒れ・皮膚障害の原因

うるおいを与えているつもりが、その保湿成分である化学物質が逆に皮膚へのダメージとなってしまうことがよくあるそうです。

クリームを塗ってすべすべになったのに、手洗いをしたらヌルヌルして保湿成分が流れてしまい、その後さらに肌荒れがひどく感じられるケースも多いと聞きます。

その場合は保湿されていたのではなく、化学物質で簡易的な膜を張っただけのこと。

手洗いをしてもぬるぬるせず、しっとり感が手に残っているような場合は、有効な保湿成分がきちんと含まれている「良質な商品」だと言える可能性が高いようです。

赤ちゃんへの悪影響

経皮吸収された化学物質は子宮にも蓄積する可能性があるということで、胎児への悪影響が心配されています。

また、有害物質をまとった手でデリケートな赤ちゃんに触れるのも、たとえ微量だとしても大切な赤ちゃんにダメージを与えていないか心配ですよね。

 

これらの他にも、ハンドクリームなどに含まれる化学物質は免疫力を低下させたり、脳疾患・子宮内膜症・子宮筋腫や卵巣嚢腫などの婦人病を誘発する可能性も指摘されています。

「経皮毒は気にしなくてよい」という意見もありますし、過剰に神経質になる必要はないと思います。しかし上記のことを考えるとやはり、赤ちゃんや未来の自分の体を大切に思うのであれば有害物質は少ないのがベストと言えるのではないでしょうか。

一般のハンドクリームとの違い

一般のハンドクリームは安価な原材料を使用し、合成香料で「良い香り」だと消費者の脳に認識させ、化学物質による膜を張るだけのものが多いです。

その化学物質が肌にダメージを与えて肌自体は荒れてしまっても、またクリームを塗ればそのダメージが隠されてしっとりすべすべになったような気がするため、「外面重視」の悪循環が繰り返されていると考えられています。

さらに「クロスポリマー」や「ジメチコン」などのシリコンが含まれていれば、サラサラになってパソコン作業などの邪魔をしないので重宝されるというわけです。

その一方で無添加のハンドクリームは、本物の保湿成分が肌そのものに働きかけて潤いを与え、じっくり保湿していく「内面重視」のものが多いです。

もし一般のものよりベタつきがあったとしてもそれは、より自然に近く、化学物質の少ない商品だと言えるでしょう。

無添加のハンドクリームの選び方

1.添加物の有無で選ぶ

記載されている成分の中に、発ガン性の化学物質や、アレルギーをひきおこす可能性のある添加物が含まれていないかチェックしましょう。

2.オーガニック成分で選ぶ

海外のオーガニック認証がついているものは厳しい基準で原材料を選んでいることが多いので、認証がついているかどうかが一つの判断材料になると思います。

しかし「オーガニック」という記載があっても有害性が指摘されている化学物質が含まれる商品もあるため、どのようなオーガニック原材料が使われているのかということに加えて、その他の成分も確認してみて下さい。

3.香りで選ぶ

香りが良いと評判のハンドクリームもあるようですが、化学物質でつくられた合成香料なのか、天然由来のエッセンシャルオイルなのかで体への影響は大きく変わります。

化学物質の場合は脳や呼吸器系などに少しずつダメージを与えていくおそれがありますが、自分だけでなく、香害に悩む周囲の人々にも影響を与えることになってしまうので要注意。

その点、天然のエッセンシャルオイルであればリラクゼーション効果や、香りを吸引することで自律神経に良い影響があったり脳をリフレッシュさせてくれたりなど、自然の植物ならではのパワーを感じられることもあるようです。(人によっては合わない植物もあり)

そして人工的な物質に惑わされているようでは、他の分野でも本質を見抜くことができていないかもしれません。「本物」が分かる大人でいたいですね。

避けたい成分の例

◯◯硫酸ナトリウム、◯◯硫酸塩、ポリエチレングリコール(PEG)、プロピレングリコール(PG)、オルトフェニルフェノール(OPP)、◯◯パラベン、エデト酸/エデト酸塩(EDTAEDTA-2Na/EDTA-4Na)、BHTBHA、クロスポリマー、ジメチコン など

無添加・オーガニックのハンドクリームおすすめ10選

こちらで紹介させていただくハンドクリームは、

  • 合成界面活性剤は不使用
  • 合成香料や合成保存料など無添加
  • 高品質な保湿成分配合
  • 天然由来の原材料
  • オーガニック成分使用

このような品質にこだわった商品です。

安心してお好みのものを選んでくださいね。

太陽油脂 パックスナチュロン ハンドクリーム 70g

792円(税込み)

 

 合成界面活性剤や合成防腐剤・人工香料香料フリーの、石けんで乳化したシンプルなハンドクリーム。べたつかないのにしっかり保湿し、水に濡れてもヌルヌルしないのも人気のポイント。無香料、ゼラニウム&ラベンダー 、イランイラン&ミュゲの3種類。

内容量 70g
原材料 (無香料)水、グリセリン、プロパンジオール、ホホバ種子油、スクワラン、ステアリン酸、パルミチン酸、カリ石ケン素地、ハイブリッドヒマワリ油、ベヘン酸、キダチアロエエキス-2、ベヘニルアルコール、トコフェロール、ヒノキチオール、エタノール

ヴェレダ スキンフード 30ml

1,540円(税込み)

 

ガサガサ、ごわごわ乾燥肌の救世主。メディカルハーブの濃縮エキスがダメージ肌を集中リペア。フェイスやボディにも全身使えて、天然エッセンシャルオイルの香りが爽やかで心地良い。おやすみ前のケアにおすすめ。(70mlもあり)

内容量 30ml
原材料 水、ヒマワリ種子油、ラノリン、アーモンド油、ミツロウ、エタノール、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル−3、グリセリン、リモネン、サンシキスミレエキス、香料、加水分解ミツロウ、オリーブ油脂肪酸ソルビタン、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、アルギニン、硫酸亜鉛

 

テラクオーレ ダマスクローズ ハンドクリーム

2,160円〜(税込み)

 

香りの良いオーガニックハンドクリームといえばこれ!人工香料とは違う本物のダマスクローズのみずみずしい香りが心を癒してくれる。蜂蜜とプロポリスが肌そのものに働きかけ、べたつかずにしっとり。少量でものびが良くリピーターの多い商品。

内容量 35ml
原材料 水、ダマスクバラ花エキス*、ミツロウ*、ヤシ油*、シア脂*、ブドウ種子油*、コメヌカ油*、プロポリスエキス*、ハチミツ*、アロエベラ葉エキス、セイヨウオトギリソウエキス*、コムギ胚芽油*、ダイズ油*など(*はオーガニック成分)

 

ロゴナ デイリー・ハンドクリーム アロエ&バーベナ

1,404円〜(税込み)

 

こまめに塗る人にピッタリな、大容量でお手頃価格のハンドクリーム。そのまま水仕事をしてもヌルヌルすることなく、こっくりとしたクリームでさっぱりライトな潤いが続く。ほのかなグリーン系のさわやかな香り。ロゴナは野生群生やエコサート認証の有機原料を使用しているので安心。

内容量 100ml
原材料 水、変性アルコール(小麦由来)*、パーム油*、シア脂*、パルミチン酸、ステアリン酸、アロエベラ液汁*、セテアリルアルコール、セテアリルグルコシド、ホホバ種子油*など(*は欧州の有機認定原料)

 

フレッシュ コーラルムーン ハンド&キューティクルクリーム 60g

2,700円(税込み)

 

とにかく手荒れに効くと高評価!無添加ノンケミカルで、ひじ・ひざ・かかとの角質を柔らかくしてくれる保護・栄養クリーム。ひじやひざの黒ずみ、爪の強化にも対応してくれるのでこれ1つあればOKAustralian Certified Organic 認定オーガニック。

内容量 60g
原材料 水(天然水)・カメリア(椿)種子油・カロットオイル・シア脂(シアバター)・カレンデュラオイル・プロバンジオール・ホホバ油・マカデミアナッツ油・ラベンダーオイル・レモンオイル(以上全てオーガニック)など

 

アンナトゥモール ナチュラルハンドクリーム 50g

864(税込み)

 

石鹸乳化で作られたハンドクリーム。のびが良くべたつかずサラサラ。ヒアルロン酸とスクワラン高配合で保湿力アップ、ホホバ油で角質保護。防腐剤や合成香料など無添加で、ほのかなラベンダー精油の香り。

内容量 50g
原材料 水、グリセリン、ステアリン酸、ホホバ種子油、オリーブ油、ステアリン酸グリセリル、水添ナタネ油アルコール、水酸化K、ローズマリー葉エキス、ヒアルロン酸Na、トコフェロール、ラベンダー油、セルロースガム、スクワラン、モモ葉エキス、カミツレ花エキス、シャクヤク根エキス、ハチミツ

 

ママバター ハンドクリーム

939円(税込み)

 

天然の保湿成分シアバターを20%配合し、べたつかないのに潤いが持続。手だけでなく爪・爪周りのケアにもおすすめ。合成香料、合成着色料、鉱物油、パラベン一切不使用なので安心。

内容量 40g
原材料 水、シア脂、水添ナタネ油アルコール、グリセリン、パルミチン酸セチル、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、トコフェロール、アルギニン、カプリリルグリコール、PEG-20ソルビタンココエート、フェノキシエタノール

 

松山油脂 M mark 柚子(ゆず)ハンドクリーム

648円(税込み)

 

ほのかな柚子の香りに癒される、シアバター配合のハンドクリーム。植物性グリセリン・カルナウバヤシ由来の植物性ワックス(カルナウバロウ)が保護膜をつくり手荒れを防ぐ。しっとりするのに指先がベタつかず、作業の邪魔をしない。

内容量 65g
原材料 水、トリエチルヘキサノイン、グリセリン、BG、ベヘニルアルコール、シア脂、ステアリン酸グリセリル、1,2-ヘキサンジオール、カルナウバロウ、ユズ果皮油など

 

フロレナ BIOごぼう種子オイル ハンドクリーム

907円(税込み)

 

エイジングケアにおすすめのハンドクリーム。抗酸化作用のあるオーガニックごぼう種子オイルや、アーモンドオイル配合でしっかり保湿。パラベン、ミネラルオイル、シリコン、着色剤不使用。

内容量 75ml
原材料 水、グリセリン、セタノール、変性アルコール、アーモンド油、シア脂、ジスターチリン酸Na、ステアリン酸グリセリル、ゴボウ種子油、ミリスチン酸ミリスチル、トコフェロールなど
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